本記事では、フィリピンでの永住資格を保有する私が、フィリピンで永住ビザを取得する方法と、それらの費用についてお答えいたします。 読者様から非常に頻繁に問い合わせのある内容ですので、まとめておくことにしました。(2023年3月1日更新)
永住権を取得するには、まず9Gビザを取得する必要があります。これは、長期滞在のための特別なビザです。
SRRVとは、特別退職者居住ビザのことです。このビザを取得すると、年齢や収入などの条件を満たす限り、永住権を取得することができます。
SRRVを取得した後、永住権申請を行うことができます。申請には、各種書類や証明書が必要となります。具体的には、パスポート、出生証明書、結婚証明書、診断書、収入証明書などが必要となります。
永住権申請には、フィリピン移民局による審査が必要となります。審査には、数ヶ月から1年以上かかる場合があります。承認された場合、永住権を取得することができます。
費用は、以下のようになります。
代行業者の手数料については、正確な金額は不明ですが、一般的には非常に高額な場合があります。例えば、SRRVの申請にあたっては、代行業者の手数料が50,000ペソ(約116,000円)から100,000ペソ(約232,000円)程度かかる場合があります。また、永住権申請にあたっても、代行業者の手数料が10万円以上かかることがあるようです。
以上が、日本人がフィリピンの永住権を取得するための手順です。
また、代行業者によっては、手数料だけでなく、申請書の記入や必要書類の用意なども含まれる場合があります。しかし、代行業者の手数料が高額であるため、自分で申請を行うことを検討することも重要です。
なお、永住権を取得するためには、フィリピンにおける所得や年齢などの条件を満たす必要があります。例えば、SRRVを取得するためには、50歳以上であること、年金収入や銀行預金などで毎月1,500ドル(約16万円)以上の収入があることが必要です。また、永住権を取得するためには、SRRV取得後に2年以上フィリピンで居住していることが必要となります。
以上が、日本人がフィリピンの永住権を取得するための手順と費用、代行業者の手数料についての情報です。移住を検討する際には、これらの情報を参考にして、自分にとって最適な方法を見つけることが大切です。
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